今日の教室は、いつもと少し違う空気に包まれていました。
学習が始まってしばらくすると、ある生徒がぽつり。
「先生、この紐どこ通すんですか?」
その一言をきっかけに、周囲の生徒が次々と集結。
「見せて!」
「いや、それ逆じゃない?」
「待って、私のも合ってる自信ない!」
気づけば勉強よりも巾着の紐に全員の集中力が注がれる事態に。
教室の片隅で開かれた即席『巾着対策本部』は、数々の仮説と検証を繰り返しながら奮闘。まるで難事件を解決する探偵団のようでした。
そして数分後――
「できたー!!」
歓声と拍手が発生。
たった一本の紐でしたが、この日一番の達成感だったかもしれません。
勉強も大事。でも、みんなで悩んで、笑って、助け合って解決する時間も学校生活の大切な学びです。
ちなみに今日一番伸びていた能力は、学力ではなく『巾着の紐を通す力』でした。





コメントを残す